グラスマウス
イベントSINCE 2009−2015

個展情報やイベント、デモンストレーション、ワークショップなどの紹介

これまでのイベント
2015年12月20日 2015クリスマスパーティー
2014年12月21日 2014クリスマスパーティー
2014年12月17〜25日 石田ゆり ガラス展 〜 花と香りときらめきと 〜
2013年12月21日 2013クリスマスパーティー&谷口知恵子さんのデモ

2013年9月11〜11月25日

妖精の森ガラス美術館 秋期企画展

2012年12月22日

磯谷桂氏のデモ&クリスマスパーティー
2012年5月26・27日 Jクリス・オコナー氏によるワークショップ
2012年4月12・13・14日 Jason Howard氏によるワークショップ

2011年12月17日

金子勲氏を招いて、各自がオリジナルの 砂時計を作るワークショップ型パーティー
2011年12月3日 サリー・プラッシュのデモンストレーション
2010年12月23日 秋葉絢さんによるコアガラスの デモンストレーション
2010年10月24・25日 ユーシン・ゴインズ & ネイティ・ビスキンド コラボレーションデモ
2010年7月18日 バンドゥー・ダンハム氏によるレクチャーとデモ
2010年4月4〜5日 グラスアルケミーの色ガラスの講習会
2010年3月13〜14日 モムカガラス講習会 講師 ジェニファー・アンフレス
2010年2月14〜15日 マット・エスクーキ氏のワークショップ
2010年2月13日 マット・エスクーキ氏のデモンストレーション
2010年1月19日 ルチオ・ブバッコ氏のデモンストレーション
2009年9月27日・28日 ジョシュ・セーブル氏ワークショップ

2015年 グラスマウス恒例!クリスパーティー  12月20日

恒例のクリスマスパーティ&ゲストによる
デモンストレーション。
今年は 藤吉真理さん(旧 青木真理さん)によるエアーバーナーのデモンストレーションを開催。


佐竹ガラスを使い、エアーバーナーで可愛いうさぎのオブジェを作られています。
ご自宅ではプロパンで火力も強く集中炎が細く出るそうで、
工房の都市ガスでは火力が弱くて申し訳なかったです。
それでもパーツを作って手早く組み立てて、あっという間に可愛いうさぎが出来上がりました。
佐竹ガラスでは割れやすく立体はやりにくいかと思っていたので、本当にびっくりでした。
エアーバーナーを見直したデモになりました。




 2014年 グラスマウス恒例!クリスパーティ  12月21日(日)


ロンドンからアロマのインストラクター梶岡さんがアロマについてショートレクチャーをしてくださいました。
その後バスソルト、リップバームなど好きな香りを選んで各自作ってみました。
脳の活性化や肩こりやデトックス効果など、効能も様々で奥の深いアロマの世界を少し学ぶ事ができました。

そして第二弾として、中野雅章氏によるエアーバーナでつくる大黒様のデモを見ました。
顔はムリーニで作られていて、大根柄に大きな袋を持たせ、4センチ程の大きな大黒様が出来上がりました。


 


去年に続きキルフェボンのリースのケーキをはじめ、
お寿司のケーキ、肉のバーべキューなど、今年も美味しい食事で楽しみました。
参加してくださった皆様ありがとうございました。

石田ゆり ガラス展 〜 花と香りときらめきと 〜
      2014年12月17日(水)〜25日(木) ギャラリー田中

お陰さまで、ギャラリー田中での個展も無事終了いたしました。
とても多くの方々にご来場頂きまして本当にありがとうございました。
皆様からのお褒めのお言葉、励ましのお言葉を糧に
今後も頑張りたいと思います。

 

 2013クリスマスパーティー&谷口知恵子さんのデモ 12月21日(土)


谷口知恵子さんに、動物の可愛いリングの作り方をデモして頂きました。
細かいフリットを管ガラスに入れて色を付けてから鼻目耳を付けて、
とても愛らしいクマが出来上がりました。
2色使ったハムスターも顎の下に白のラインが入って、とっても愛嬌のある顔になりました。
他にもガラスペンや帯止めなど、エアーバーナーでも作品を作られています。
どれも本当に癒される作品ばかりです。



 ベランダでは、岡山から送られてきた、
 オートキャンプ場で人気の竹パンに挑戦しましたが、
 これは失敗!
 まわりの竹は焼けても、パンの中は半生でした・・・
 味は竹の香りがして美味しかったですが、
 とっても残念な結果でした。



それでも、美味しいキルフェボンの黒イチジクケーキと赤のベリーケーキ、
山縣さっちゃんが送ってくれた金谷ホテルのパンに村岡さん特製りんごジャム、軽井沢からのタルタルソースや、
皆が色々差し入れをしてくれて美味しいものがたくさんのパーティーでした。
たまたま東京に来られていた、岡山の野上さん(妖精の森美術館の展示でご一緒だった)も飛びいり参加。
ビンゴゲームでみごと1等賞。ビットリオのガラスを当てました!

最後に大村さんにも
リングを作って頂いちゃいました。
参加してくださった皆様本当にありがとうございました。メリークリスマス!

 

 

妖精の森ガラス美術館 秋期企画展 2013年9月11日から11月25日

                
バーナーワークで作る 「妖精の森の仲間たち」展 

岡山県にある「妖精の森ガラス美術館」にて、バーナーワークで作る「妖精の森の仲間たち」展が始まりました。
岡山の作家、野上真理子さんと一緒に、グラスマウスメンバーによる「妖精の森の四季」を展示しています。
地元のマスコット「みずりん」と、お湯に入った「おゆりん」と森の生物や植物をみんなで作りました。
鏡野町の自然をテーマにしたインスタレーションです。
かなり遠いですが、これから紅葉の季節はとても美しい場所なので、是非この機会に足を運んで頂きたいです。

妖精の森ガラス美術館 http://kanko.town.kagamino.lg.jp/fairywood/event/



「妖精の森の春」花と生き物


春から夏へ。。。


「妖精の森の夏」 滝の下で


 
「妖精の森の秋」 紅葉の森の仲間たち



「妖精の森の冬」
氷紋とヤドリギ




妖精の森の四季




ディスプレイはこんな感じに♪
もくもくと作業に集中

野上真理子さん作品

 野上さんは、
 カセットのエアーバーナーで
 佐竹のガラスを使っています。
 ワイヤーで作品を固定して、
 とても大きなオブジェを
 完成させています。




展示初日から、地元の方々が早速いらしてくださいました。


海外の代表的な作家の作品も並べています。

 

磯谷桂氏のデモ&クリスマスパーティー  2012年12月22日

東京国際ガラス学院の2期生の磯谷氏に「インケース技法」のデモをして頂きました。
酸素バーナーで、モレッティで花びらや葉っぱの作り方を見せて頂き、 その後、
エアーバーナーでキナリガラスを使ってクリアの中に封じ込め方を伝授して頂きました。
エアーバーナーしか使ったことがない人、
酸素バーナーしか使ったことがない人もいましたが、
どちらでも同じようにできることを学びました。
久しぶりに学校の仲間も集まって、プチ同窓会のような
楽しいひととき、皆様今年もありがとうございました。

 ●カーボンの型にパーツを入れます。

 ●右手でカセットバーナーで型を温め、
          左手で透明のガラスの塊を温めます。

 ●パーツが温まったら透明の塊を型にまっすぐ入れ
     空気が入らないようにホースで吸います。


武藤君がアシスタントに参戦!一人より二人でやると楽チン♪

作品の数々!


磯谷桂氏のデモが終わり、クリスマスパーティーの始まりです〜
今回も豪華な美味しい料理が勢ぞろい★
美味しい食事と楽しい会話、写真を撮ることも忘れた(汗)すてきなひと時でした♪


Jクリス・オコナー氏によるワークショップ
                 2012年5月26日・27日

若干29歳。初来日のクリスはたtattooいっぱいでちょっとビックリでした。
ところが、見た目と違いとてもまじめで綺麗好き。
タバコも吸わず、コーヒーもアルコールも飲まず、飲み物はひたすら水とお茶だけ。
テーブルは誰よりも几帳面に整頓して、常にhappyなことを考えながら仕事をするそうです。
とにかくとっても可愛いキャラのアメリカ人でした。

  彼の仕事は忠実にガラスに絵を描くこと。会社のロゴやアニメのキャラクターなどシールみたいに管ガラスに描いていきます。
  多分、写真だと、単なるシールを貼ってあるのだと思うのではないでしょうか?
  ガラス棒を0.3〜0.7mmに分けて、キャラクターの中心である目や鼻から描き始めていきます。ふちどりをしたら、色棒ではみ出ないように塗りつぶします。
  あとは気分次第で、ハートや星柄を入れるなど、感性で描いていきます。
  しかし、とても根気のいる仕事で、管ガラスが割れないように慎重に時間をかけながら進めていくので、ひとつの絵に何時間もかかってしまうようです。
  そのクオリティーの高さはアメリカでも評価が高いのも納得です。

スヌーピーが大好きと言って、工房にある絵を見つけて描き写しました。
透明の管ガラスに描いた絵のバックに色を入れて、ハサミで管を切り開いて平らにしていきます。
ペンダントになるように、好きな大きさにカットして成形します。
本人もとても満足の出来栄え。

簡単な文字などはフリーハンドで描いていきます。
裏返しにアルファベットを描くのですが、
彼は慣れた手つきでスイスイです。
happyなことを考えればhappyな作品ができると、
彼女のことをいつも考えながら描くそうです!


色の載せ方など、
丁寧にホワイトボードで説明してもらいました。



これは3人のアーティストで作り上げた大作です!

マリオは齋藤大輔氏と コラボすることに!
どう出来上がるかお楽しみです。


http://s829.photobucket.com/albums/zz218/kissmaryjane/#!cpZZ1QQtppZZ24

 

http://rjasonhoward.com

今回が初来日の彼は、40ミリ管を自由に操り、ジャックとダイヤモンド鋏で吹きガラスサイズのゴブレットをあらゆる形に作り、
更に色を発色する金属の性質からバーナーの仕組みまで精通している頭脳明晰な作家でした。
バーナーのフェラーリーと言われるアーノルドを分解することもできて、彼使用のバーナーがアメリカで人気だそうです。
酸素バーナーは酸素とガスの2種混合が主流ですが、理化学で使うようにコンプレッサーをつなげてエアーを入れ3種混合にすると、
とても柔らかい炎ができ、管ガラスの細工はもちろん、フュームの色も自由自在に出せることを教えて頂きました。
今回はアーノルドの他、GTTミラージュ、カーライル、木下のブルーバーナーにエアーを入れて、それぞれの違いを比べてみました。
どのバーナーも綺麗なブルーの柔らかい炎になるのかと驚きました。是非多くの人に試してもらいたいです。
また、彼の作品の多くは形を作ってから、炎の勢いで穴あけをしていきます。
限られたバーナーでしかできないと思っていたテクニックですが、 あらゆるバーナーでも、やり方次第と教えられました。
3日間のワークショップでしたが、新しい発見の連続でした。また次回を期待したいです。


カーライル
カーライル
アーノルド

反射光と直接光の比較
オーナメント
反射光と直接光の比較
ゴブレット

穴あけ
中空マーブル
   フラワーゴブレット

   
直接光
フューミングゴブレット

ブルーバナーにエアー
ブルーバナーでフューミング

3日間の最終日翌日が37歳の誕生日だったので、参加者とケーキでお祝いしました。




クリスマスパーティー&砂時計ワークショップ
                      2011年12月17日(土)

今年のクリスマスパーティーは、
テレビでもおなじみ葛飾の砂時計製造 「金子硝子工芸」の
金子勲氏を招いて、各自がオリジナルの砂時計を作るワークショップ型パーティーになりました。

有限会社 金子硝子工芸 http://www.sandclock.co.jp/

金子氏の近所にある、「鳥房」という美味しい鳥モモ焼きとコロッケも持ってきてくださり、美味しい料理とワインやシャンパンで、
食べたり飲んだり作ったりと忙しいパーティーでした。

とても穏やかで優しい金子氏は、デモをするのは照れくさそうでしたが、砂時計を作っていく工程を
親切丁寧に説明して下さいました。
普段は三種混合バーナー(ガス、酸素、エアー)で、パイレックスよりも柔らかいガラスで
作業されているそうで、珍しい砂時計の見本も見せて下さり、砂時計の奥深さを教えて頂きました。


小学生も頑張りました!
アルコールが入っても作業は真剣!
みんな初めてで、四苦八苦!

作り方を伝授して頂いた後、それぞれが順番に制作しました。管ガラスが初めての人もいましたが、
1分21秒など微妙な砂時計が出来上がりました(笑)


ガラスで作ったロートで砂を入れて、ストップウオォッチでタイムを計ります。
砂を入れたら口を閉じて、木枠をはめてボンドで固定します。

みんな、微妙な砂時計が出来上がりました!



あっという間に夜は更けていきました。皆様大変お疲れ様でした。
また来年♪楽しいパーティーとイベントを企画します!


Sally Prasch サリー・プラッシュのデモンストレーション            2011年12月3日(土)
ジャパンランプワークソサエティ主催で、昨年のルチオ・ブバッコに続き、阪神淡路大震災の「1.17希望の灯り」の分灯を用いて、
震災の鎮魂と未来へのメッセージを込めたデモでした。
理化学ガラスの技術を中心に、管ガラスのビーズに穴を開けて中からと外をつないだり、ブローホースを使って花を管ガラスの
中に封じ込めたり、管ガラスを二重にしてつなげたり様々なテクニックを披露してくださいました。
更に落花生をボトルに封じ込めたり、パイレックスのネオンの作り方など、盛りだくさんな内容となりました。

管ガラスの中にキノコの形を封じ込めて、真空にしてからガスを入れて光らせています。 音に反応して光らせることもできる楽しい作品でした。




秋葉 絢さんによるコアガラスのデモンストレーション
2010年12月23日(木)

大人気のかわいいコア作品の作り方を丁寧にご指導くださいました。
コアガラスは古代の技法で、とても手間がかかるため、作品として見たことがあっても、行程を見るのは初めてと言う方がほとんどで、待ちに待ったデモとなりました。

コアガラスは、まず型作りをして、それを良く乾かしてから、ガラス棒を巻き付けていきます。
電気炉でゆっくり徐冷して、冷えてから型を取りだして磨きます。
型はステンレス棒にスチールウールを巻いて、その上から耐火石膏を乗せて型の形に成形していきます。

今回は難しいふた物を作って頂きましたが、時間も限られていたので、あらかじめ下の土台を作ってきてくださり、石膏を取り出すところから始めました。


上のふたになる部分をクリスマスにちなんだツリーと来年の干支のうさぎパーツを加えて作って頂きました。
ゲージで口元の大きさを測りながらガラスを巻いて、ふっくらと雪の感じを出しながらガラスを付け足して、
うさぎの足跡もかわいい特別バージョンにして頂きました。


5〜6時間徐冷をするとのことでしたので、
その間参加者のリクエストによるペンギンや招き猫などかわいい動物を作ってくださいました。

また、希望者に型の作り方も、初めのスチールウールを巻くところから
丁寧にご指導くださいました。
巻き方にもコツがあって、きつくしっかり巻くのは難しいものでした。




徐冷が終わるまでの間はクリスマスパーティー。
グラスマウススタッフの手作りディナーに加え、豪華な差し入れもあり、とても贅沢なクリスマスパーティーになりました。
デザートの後は秋葉さんの作品や海外のスライドなどで、あっという間に9時を過ぎてしまいました。




徐冷が終わった作品には、エッチングクリームで作品を塗って艶消しをしました。
その後、パーツをエポキシで接着して完成させました。

秋葉さんの優しくてかわいい人柄が作品にそのまま出ているのだと痛感しました。
長時間になりましたが、今年の締めくくりとして、とても有意義で楽しい一日となりました。
秋葉さんをはじめ、ご参加下さった皆様方本当にありがとうございました。

ユーシン・ゴインズ
ユーシン・ゴインズ

ネイティ・ビスキンド
ネイティ・ビスキンド

ユーシン・ゴインズ & ネイティ・ビスキンド
二人のコラボレーションデモ

2010年10月24日(日)/25日(月)


初来日の二人のコラボレーションデモは、とにかく素晴らしく見応えのあるものでした。
パイプを作るというだけで敬遠されがちですが、
彼らはガラスが大好きでガラスの特性を生かしあらゆる技法を取り入れ、
お互いの得意とするパーツをつなぎ合わせ、一つのアートとしての見事な作品を作り上げていました。
仲間意識が高く、これからも気の合う人とコラボをしていきたいとのことです。
彼らの高度な技術、そして人柄の良さにすっかり魅了された二日間でした。


完成した色管
完成した色管

カラフル管

カラフルな色管を使って、さらに模様を付けて、
いろいろな方向からジョイントさせていきます。

ジョイントには最小のハンドトーチで細かいところまでしっかり溶着させます。

← ダイクロ管



ラティチェロの線の中を塗りつぶす「フィルチェロ」も時間はかかりましたが、とても美しい出来映えでした。全てが計算されたデザインは色形ともに完璧でした。


Bandhu S. Dunham バンドゥー・ダンハム氏によるレクチャーとデモ 
2010年7月18日(日)

大阪芸術大学工芸学科に特別講師として来日している彼は、
たくさんの書籍も出版されているので、 幅広い知識を持ち合わせています。
そこで、まず彼のスライドレクチャーでどんなことがガラスで可能なのかを見せて頂き、 デモで実演してもらいたい内容を、参加者の要望に 応える形になりました。

 


動画で見る彼の動く作品は写真ではわからない面白さがたくさん見られました。(http://www.salusaglassworks.com


デモ内容は、管ガラスの中に花を封じ込めるテクニック、 パウダーをクッキー型で型どり管ガラスに写す方法、ハンドトーチで植物を作る方法、
無垢棒でネットのように繋げる方法と木を作る方法、そして最後にゴブレットを作って頂きました。

パウダーやフリット入れには空き缶をカットして使い、特に道具も持参せず、あるものを代用してあらゆる質問に答えて下さいました。


遊び心があって、とても穏やかな性格の彼の作品は、
単にガラスの作品と言うより 、ガラスの可能性を引き出し、
ガラスに興味のない人をも引きつけ、
見る人を楽しませてくれる暖かい感じがします。

通訳の村岡氏と熱心に説明

 グラスアルケミーの色ガラスの講習会
デモンストレーター
 トーマス・グリメット(ThomasGrimmett)氏
2010年4月4日(日)・5日(月)


グラスアルケミィ(GLASSALCHEMY)社の色ガラス講習会が、スタジオモリオ主宰で行われました。
前回講習を行って下さった社長の息子であり、現在色ガラス製造担当でもあるトーマス氏が初来日し、色ガラスのノウハウをレクチャーされました。


デモでは、大村氏と2台のバーナーで、
炎の違いによる色の変化や、同じ色ガラスでキルンによる発色の違いなど、 とても丁寧に分かりやすく説明がありました。



キルンの中のガラス棒
約40分後
――――――→
同じ色ガラスをカットし、
キルンの違う場所に入れて、発色の変化を確認

色の変化1
色の変化2
色見本
カラーチュービン

質問も多く、2日間とも予定時間をオーバーするほど長時間になりましたが、色ガラスのサンプルセットのお土産付きで、とてもお得な講習会でした。


モムカガラスの講習会
講師 ジェニファー・アンフレス(Jennifer Umphress)

2010年3月13日(土)・14日(日)


今回は初のアメリカ人女性の作家によるデモでしたが、ハワイ育ちの彼女は見かけよりもワイルドでタフで、どちらかと言うと男らしいパワフルな方でした。

ミラージュバーナーの高温で、25ミリの無垢棒に色棒を器用に回転させながら
塗って被せていく技はすばらしかったです。
欲しい色によっては二重に乗せたり透明を被せたり、 色の見え方を工夫していました。

ジェニファー・アンフレンス経歴

タコにはGAのフリットを使い、カエルの柄にはモムカの色でシャーズを作って乗せて、その時によってできる色の変化や形を自然界のものと置き換えて自由に作っていました。
特に得意のタコは、あまりの大きさに一同驚かせられました。かなりの重さだと思いますが、ポンテ棒1本で操りながら足を付けていき、
最後のポンテは耐火グローブで外す大技でした。

他の作品もハワイらしい自然の動植物を自分なりにアレンジして、色を重ねることで独特のテクスチャーを出して楽しんで作っている様子がわかり、 見ている私達もとても楽しませてもらいました。
比較的新しいモムカガラスで、あまり使用頻度は少なかった参加者達もモムカガラスの種類や色を
改めて知ることができた有意義な2日間でした。



マット・エスクーキ(Matt Eskuche)氏による デモンストレーション
2010年2月13日(土)

とても穏やかな性格のマットは、 エコガラスと言って、
色ガラスの屑も捨てずに利用して新しくマーブル模様のガラス棒を作って作品に取り入れたり、
引いたポイントも捨てずに全部使う地球にも優しいガラス作家です。
はじめは彫金をしていたそうですが、ガラスと出会い、すっかりガラス作家に転向したそうです。
とても薄く管ガラスを吹いて、実物と間違えるほどのペットボトルやプラスチックコップとストローなど
作品もユニークなものから、インカルモの55cmほどもある立派な作品まで様々です。

主宰 ザック・リ ハウス http://zackrihouse.zacknet.jp

今回のデモでは、菅ガラスの扱い方を丁寧に説明して、得意のペットボトルと、プラスチックコップにストロー、
菅ガラスの上に色を乗せる方法とインカルモを利用して、ベースと醤油差しを作って下さいました。



マット・エスクーキ(Matt Eskuche)氏による ワークショップ
2010年2月14日(日)・15日(月)

1日目:
菅ガラスの基本的な引き方、形の作り方を丁寧に図解で説明しながらの講義でした。
参加した人達は全員経験者でプロも交えてでしたが、彼の技術に魅了されていました。

2日目:
管の形成方法から
色ガラス管をインカルモする方法に加えて、モレッティで人体の作り方も披露して、
最後にペットボトルの作り方を最初から余すことなく見せてくださいました。

主宰 ザック・リ ハウス http://zackrihouse.zacknet.jp


ペットボトルの作り方
直径45mmで5mmの肉厚の菅ガラスを15cm位に引きます。
フリーーハンドで管を吹きながらペットボトルの長さに吹き伸ばします。
目分量でラインを均等に入れていきます。
底に炎を縦にあてて、上からジャックで抑えます。
底ができたら中心にポンテをしっかりめに付けます。
口元はジャックで広げて、細く引いた棒でラインを加えます。 最後にポンテを取って出来上がりです。
 

ルチオ・ブバッコ氏による デモンストレーション
2010年1月19日(火)
今回は阪神淡路大震災15周年イベントに招待作家として来日された彼が、
神戸の後に東京に立ち寄り、「神業」と評されるデモを披露されました。
震災犠牲者鎮魂のシンボルとして灯り続ける「1.17希望の灯り」の分灯を火種として、
鎮魂と再生への思いを込めた制作です。
なので、バーナーの火も、蝋燭の炎からの点火としました。
ギリシャ神話をモチーフにキャンドルスタンドと、エンジェルのゴブレット制作に加え、
通訳の清水透氏とのコラボでビーナスとペガサスのビーズ制作も行いました。
また、最後にボディの作り方を手早く披露してくださり、参加者は感動させられました。
キャンドルスタンド
エンジェルのゴブレット
通訳の清水透氏とのコラボ
ビーナスとペガサスのビーズ制作


Josh Sable(ジョシュ・セーブル)氏による
ワークショップ
2009年9月27日(日)・28日(月)

 ノーススター社の後援を得て、
 同社の色ガラスロッドや新製品のカラーチューブの使い方を学ぶ特別授業でした。
 参加者全員に色ガラスサンプル付きで、とてもお得な2日間になりました。

アメリカ人には珍しい?綺麗好きで、作業台はいつも整頓されていました。

クリアー菅を被せる技法

ビーズを使って酸化炎還元炎による発色の違いをわかりやすく説明され、
エキゾチック系の色の扱い方や、色にクリア菅を被せる技法など初心者から経験者まで飽きることのない情報満載の内容でした。

得意のマーブルはとてもすばらしい出来栄えで感激でした! 彼の人柄が表れているような温かみのある作品です。

マーブルA表
マーブルA裏
マーブルB表
マーブルB裏
色ビーズ見本
デモの様子

これからも国内外からのゲストを迎えてのイベントを企画していきます!


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